ワコムペンタブレットの比較

デジタルイラストではワコム(Wacom)ペンタブレットはユーザー数が多いので、ペンタブレットといえばワコムを思い浮かべる方は多いかと思います。

ワコムは、初心者向けのペンタブや、性能が高い上級者モデルもあるので、今からデジタルイラストを始める方におすすめです。

ワコムペンタブレットは、モデルチェンジしても大きく操作が変わることはないので、従来のユーザーも安心して使うことができます。

ペンタブレットがどんなものかわからない方は、「はじめてのペンタブレットの選び方」をご参考ください。

ワコム製品の特徴

安いモデルの価格帯

ワコムのペンタブはサイズや付属品で価格が変わりますが、最も安いモデルは1万円以下で購入できる製品があります。

ワコムのペンタブで安いモデルを探している方は、1万円を目安に探すといいでしょう。ワコム以外のメーカーだと、さらに安いペンタブレットはあるので、性能やサイズなどを比較してみて選んでみることをお勧めします。

ペンタブ製品の耐久性

ペンタブレットの耐久性については人それぞれ使っている製品が違うので、所謂、壊れやすさは製品や使い方によります。ペンタブ製品によって、ファンクションキーの違いや、デジタルペンの違い、ペンタブレット読み込み部分の質が変わってくるからです。

壊れる原因としては、コードの断線や、ペンが反応しなくなった、またはキーなどが反応しなくなったなどがあります。故障した内容によりますが、ワコムが修理を受け付けています。

ただし、無償期間であっても、故障内容によっては有料になることもあります。その為、修理が必要になった場合は、安価な製品を買いなおした方がお得です。

こちらの「ペンタブレットの反応がなくなったときに確認すること」も参考ください。

モデルチェンジ

ワコムのペンタブは、何度もペンタブのモデルチェンジをすることがあります。性能としては、前モデルとあまり変わらないことが多いですが、ペイントソフトなどの付属品が変更される場合があります。

最新のモデルのペンタブでもモデルチェンジによっては、ファンクションキーや線の配置が変わってしまって使いにくい場合があるので、そんなときには、前モデル製品を選ぶ方がいい場合もあります。

2017年お絵かき初心者におすすめのペンタブレット

現在、ワコムペンタブレットは2017年モデルが少ないので、2017年以前のペンタブレットで、ユーザーが多く使っている、または初心者でも扱いやすいものを中心にまとめてみました。
※板ペンタブレットを紹介しています。
※随時追加予定です。

Intuos Draw  CTL-490/W0

Intuos Draw  CTL-490/W0
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CTL-490/W0はワコム製品の中でも価格が安いので、ちょっと絵を描いてみようかなと思っている方や、手書き文章をつくってみたい方にも向いています。特徴としては、マルチタッチ機能がないタイプなので、タッチ機能が不要な方にも向いています。タッチパネルの機能が付くと、製品自体も価格が高くなる傾向があるので、使わないなら、タッチ機能が付いていない製品の方がいいと思います。

ただし、CTL-490/W0は、Sサイズのみしか選べないので、大きいサイズを選びたい方には別の製品のMサイズを選びましょう。それと、付属ソフトはArtRage Liteというシンプルなソフトしかないので、本格的にイラスト制作したい場合は、他のペイントソフトがいいかもしれません。操作してみて合わない場合は他の無料ペイントソフトなどをいくつか試してみましょう。

■Intuos Drawはこんな方におすすめ■
○手軽にイラストや手書き文章を作りたい
○タッチパネル入力がいらない
○コンパクトなSサイズを使いたい
○機能は多くいらない、シンプルな設計が好き

Intuos Art CTH-490/K0

Intuos Art  CTH-490/K0
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CTH-490/K0は絵画や油彩制作用モデルとなっていて、付属ソフトPainter Essential5によって初心者でも簡単に、水彩タッチなイラストを表現することができます。ソフトを使う方法としては、シリアルナンバーを入れて、ライセンス入力する必要があります。もちろん、他のお絵かきソフトを導入すれば、IntuosDrawと同じく通常のイラスト制作も楽しむことができます。

他の利点として、Intuos ArtはMサイズを選ぶことができます。製品を選ぶときは、Mサイズの製品型番としては、CTH-690となっているので間違えないように気をつけましょう。

Mサイズは、手首のみを使った描き方以外にも、腕を大きく振った描き方をする方にも向いています。読み込み可能範囲が広いので、ペンを大きく動かす人にも向いています。

ただし、デジタルイラストの描き方としては、ペンタブを動かして使うわけではなく、ペイントソフト機能の、拡大や角度などを調整した方が描きやすくなるので、サイズは好みで決めてしまっていいと思います。

作業スペースが狭い場合や、ノートパソコンを使っている環境なら、Sサイズの方がいいかもしれません。

■Intuos Artはこんな方におすすめ■
・Sよりも大きいサイズを選びたい
・気軽にデジタルで水彩画や油絵を始めたい
・Painter Essential5を使いたい

Intuos Comic CTG-490/K1

 Intuos Comic  CTH-490/K1
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CTG-490/K1はお絵かきソフト「CLIP STUDIO PAINT PRO 」(クリップスタジオペイントプロ)の2年ライセンスが付いている製品になります。

こちらの製品も、IntuosArtと同じく、SとMのサイズから選ぶことができます。Mサイズの型番は、CTH-690/K1となっています。

付属ソフトの、クリップスタジオとは、元々有料で販売されているお絵かきソフトの1つで、プロのイラストレータや、お絵かきを趣味とする方達に人気が高い製品です。イラストだけではなく漫画を描きやすいソフトなので、使っている人は非常に多く、有料お絵かきソフトでは、高性能なペイントソフトです。

CTG-490では2年間クリップスタジオを使うことができるライセンスがついていますが、2年間しか使うことができないので、長くクリップスタジオで絵を描く予定なら、ソフトを別に単体で購入した方が、長く使えるのでおすすめです。

例えば、価格が安いIntuosDraw+クリップスタジオを単体で購入した方が、価格的にもお得といえます。

その他、CTG-490/K1にはタッチ入力機器がついていますが、使う人によっては全く使わない機能だと思います。使わない場合は本体のスイッチでOFFにすることができます。

■Intuos Comicはこんな方におすすめ■
・イラストや漫画を描きたい
・SサイズよりもMサイズのペンタブレットを選びたい
・タッチパネル入力をしたい
・CLIP STUDIO PAINT PROを使いたい

ちなみにクリップスタジオの動作環境は以下の通りになります。

ソフト名 CLIP STUDIO PAINT PRO
パソコン本体 SSE2に対応したintel、AMD製CPU
OPenGL2.1に対応したGPU
2GB以上のメモリ必須 8GB以上推奨
ストレージ ハードディスクドライブに3GB以上の空き容量が必要
対応OS Win10/8.1/7 Service Pack 1以上

クリップスタジオは現在もバージョンアップを行っており、クリエイターPCを販売しているショップなどでもクリップスタジオの性能を基準にした専用PCが販売されており、今からお絵かき初心者さんが使うソフトとしてはお勧めします。

IntuosPro PTH-660/K0

Intuos Pro  PTH-660/K0
・Amazon評価
・楽天評価

PTH-660/K0は上記で紹介したIntuosシリーズの上位版になります。下位モデルとの違いは、筆圧レベルが高いこと、タッチホイールやファンクションキーが充実していること、Lサイズが選べることにあります。

上位版モデルには、その他にも、読み取り可能範囲の部分に、専用のオーバーレイシートが付いています。読み取り可能部分の傷の保護により描きにくくなってしまう場合も、シートを交換することで、新品のように使うことができます。

PTH-660/K0は前世代モデルと比べると、筆圧レベルが8182となっており、今までのProシリーズの2048を大きく上回る数値となっています。筆圧レベルが高いと、線の微妙な強弱をつけやすくなるので、線画や色塗りでは重要になってきます。

ただし、従来の筆圧レベルで十分だという感想も多くあるので、人によっては8182の筆圧レベルを実感しにくいかもしれません。実際、1024から2048になっても、どこが変わったのかわからない方は非常に多いです。

他の注意点として、PTH-660/K0の本体の大きさは、他のProシリーズと比べるとやや小さくなっています。はじめてProシリーズを選択する人は気にしなくていいと思いますが、今までProシリーズを使用していた方は気をつけましょう。

それと、この製品にはお絵かきソフトは付属していないので、別に無料のものをダウンロードするか、有料ソフトを購入する必要があります。価格も通常のIntuosシリーズよりも、2倍以上高い製品となってますので、初心者の方は予算と相談して選んでみてください。価格的には、前モデルの「 PTH-651/K1」の方が安価な場合があります。

■IntuosProはこんな方におすすめ■
・M/Lサイズを使いたい
・筆圧レベルが高い製品を使いたい
・ワイヤレス製品を使いたい
・描き味が違うカスタムペンを使いたい

ワコム以外のペンタブレット

2017年時点では、ワコム以外のメーカーでも筆圧レベルが高く、安い製品が販売されています。

その為、これからデジタルイラストを始めるなら、他のメーカー製品も参考にしてみた方が、自分に合ったペンタブを見つけやすくなると思います。

例えば、予算が少なく、ちょっとしたお絵かきをしてみたい場合や、手書き文章を描く用途なら、XP-PENやHuion製品の方がワコムよりも安く購入できます。

他メーカーについては「ワコムと他ペンタブレットメーカーの比較」をご参考ください。

デジタルイラスト制作している人はワコムを使っている場合が多いですが、他メーカーの上位版でも、サイズが大きく、使いやすい製品はたくさんあるので、ぜひ他メーカーの製品もチェックしてみてくださいね。