お絵かきソフトの比較

アナログからデジタルに移行する人や、今からデジタルで絵を描こう!と思ってる人は、まずお絵かきソフトを選ぶ必要があります。お絵かきソフトは、長時間使うものなので、見やすい、操作のしやすいものを選びましょう。

下記では、無料お絵かきソフトと、有料お絵かきソフトの比較をしてみました。よかったら参考にしてみてください。

有料ソフトと無料ソフトの選び方

イラストソフトには無料のものと有料のものがありますが、まず初めてデジタルイラストに触れるなら無料のもので十分です。

有料ソフトは確かに機能も充実していているので、使い方さえ覚えてしまえばとても効率よくお絵かき作業を楽しむことができますが、逆にお絵かきソフトに慣れていない初心者さんは機能がたくさんありすぎて操作が難しいと感じてしまうのではないでしょうか。

その為、お絵かきソフトに触れたことがない人はまずは無料お絵かきソフトを使って、操作方法や、実際のお絵かきを体験してみましょう。ある程度慣れてきたら有料のお絵かきソフトを使ってみることをおすすめします。

無料ソフトと有料ソフトの違いってなに?

まず、無料お絵かきソフトはお金が掛からない反面、制作元が開発をやめてしまったり、アップデート(更新)頻度が低い場合があります。2017年現在でも、開発が中止され、アップデートされていないソフトウェアは多く、最新OSでは、動作保証されなくなっているものが多いです。

逆に有料お絵かきソフトはアップデート頻度が高い、サポートが充実している、アップデートで素材やツールの追加があります。その為、本格的なお絵かきをしている方は、有料お絵かきソフトを使っている方がほとんどだと思います。

なので、無料お絵かきソフトを選ぶ方はデメリットを踏まえて、アップデートがしっかりされているソフトを選ぶ必要があるでしょう。

■無料お絵かきソフト

△メリット
・お金が掛からない
・ダウンロードしたらすぐに始められる
・操作方法を覚えるのに使える

▼デメリット
・製作者のサポートが足りない
・更新頻度が低い&更新が遅いソフトが多い
・ソフトウェアに広告が入っていることがある
・開発中止になる場合がある
・開発中止になると、最新OSの動作保証がされなくなる

■有料お絵かきソフト

△メリット
・お絵かきツール機能が豊富
・マニュアルやサポートが充実している
・不具合をメールフォームで質問できる
・便利なツール機能や、素材が追加される場合がある

▼デメリット
・初期費用がかかる
・全くの初心者だと操作が難しい場合がある

以上の点から、お絵かきソフトに1度も触れたことがない方や、デジタルでラクガキなどをしたい方は無料ソフトを。本格的なお絵かきをしてみたい方は有料ソフトを選べば良いと思います。

現状、デジタルイラストを制作できる有料ソフトも、選択肢はペイントツールSAIかクリップスタジオの2つしかないので、選ぶのも難しくありません。

無料ペイントツールソフトについて

今では無料ソフトでも性能の良いものが多いので下記でいくつか紹介したいと思います。デジタルお絵かきがはじめてなら、まずは無料で試してみましょう!

■無料お絵かきソフト比較表

ソフトの機能 MediBang Paint Pro Pixia AzPainter2 Pict Bear
画面の見やすさ
線画の描きやすさ
色塗り
加工
文字入れ あり あり あり あり
直線・曲線ツール
OS Win/7/8/8.1/10/Mac OS10.9以降 WinXP/7/8 WinXPで確認済み。Win7、64bit動作しました。 Win95/98/Vista/XP/Me/2000/7
公式サイト MediBang Pixia Azpainter2 PictBear

特にお絵かきユーザーに使われているものを比較してみました。

OSに関しては、XPと7で起動確認済みです。最低動作環境は公式サイトに詳しく書いてあるので確認してみましょう。この表にあるもの以外にもフリーソフトはたくさんあるので、探してみてくださいね!

各リンクは公式サイトのトップページになります。ダウンロードするときは公式サイトを使った方が安全です。

無料イラストソフトを選ぶポイント

以下で紹介しているお絵かきソフトのなかには、開発が終了しているものがあります。2017年現在、アップデート頻度が高く、未だ開発されているものは限られているので気をつけてください。

下記のなかで、アップデートされているソフトウェアは、「MediBang Paint Pro」「Pixia」になります。更新されていないものはOSの関係上不具合が出る可能性があるので気をつけましょう。

MediBang Paint Pro

クラウドアルパカから「MediBang Paint Pro」に名称変更されました。ファイアアルパカにマンガツール機能等が追加された上位互換ソフトと言った方がわかりやすいかもしれません。

ソフトの特徴はイラストも描けて、マンガも描けるところです。豊富なフォントや、コマ割、集中線などを簡易的にできるので、初心者の方にも、上級者の方にも向いているイラストソフトです。

バージョンアップも頻繁にされてるので今後も期待できます!

Pixia

多くの人が使っているといえば「Pixia」です。私が知る限り、10年以上前からあるペイントソフトです。

Pixiaは変わらないインターフェイスを売りにしていて、昔から使っている人や新規で始めた人にもわかりやすい基本画面となっています。

よくワコムのペンタブレットに無料ソフトとして入っていました。インターフェイスが気に入ったならぜひ使ってみてください。

PictBear

PictBear」の画面は個人的に初心者の方にもわかりやすいと思います。

手軽にお絵かきのしやすさと、ツールの使いやすさでは他のソフトに負けていません。基本画面はお絵かきソフトとしては非常に見やすく、手軽にお絵かきを始めたい人に向いていると思います。

ただ、他ソフトと比べると、あまり線が綺麗ではないので線画には向いてないと思います。

本格的に絵を描きたい人ではなく、ちょっとしたお絵かきする人に向いている印象です。簡単に直線や曲線を出せるのは便利なので、私は画像加工に使っています。

Azpainter2

Azpainter」はウインドウが多く開くので少し癖があります。この部分で好みが分かれるかもしれません。使ってみた感想としては線も綺麗に描けるので、デジタルイラスト制作に向いています。

○無料お絵かきソフトの機能について

無料で使えるので、まず操作性や基本画面の見易さを確認してみることをお勧めします。デジタルイラストは長時間作業なので、使いやすいソフトを選んだ方が、絵を描く時間も早くなります。

それと、使っているお絵かきソフトを他のものに切り替えると操作方法も変わってしまうため、最初にどのソフトを使うか決めた方がいいと思います。

・ こちらで無料お絵かきソフトのダウンロードページをまとめました。

有料お絵かきソフトの選び方

本格的にデジタルイラストを始めてみたい!プロ並みの創作をしてみたい人は有料お絵かきソフトを選んでみてもいいかもしれません。有料お絵かきソフトはサポートが充実しているので、1度選んだら何年も使い続けることができます。

もちろん最初は無料からでいいですし、ずっと無料のものを使ってお絵かきしてる人もいますので、必ず有料ソフトを使った方がいい訳ではないです。

ただし、有料お絵かきソフトは使えるツールが多いので、これからずっとお絵かきをやっていくなら有料ソフトもありです。選び方のポイントとしては、体験版があるならまず試してみることが大切です。

では、下記で有料ソフトのなかでもユーザー数が多いソフトを四つ紹介します。

安価な有料ソフトペイントツールSAI

ペイントツールSAI

当サイトはペイントツールSAIを使ったお絵かき講座を紹介してるので大まかな説明は省きますが、購入前に気をつける点を書いておきます。

・画像加工に向いてない(他のソフトで代用可)
・文字入れ機能がない(他のソフトで代用可)
・グラデーションツールがない

ペイントツールSAIは基本的な線画や色塗りをするのに十分な機能です。このソフト1本でデジタルイラスト制作は万全です!基本画面や、機能がシンプルなので、お絵かき初心者でも使いやすく、有料ソフトのなかでも安価なのでおすすめです。

※OSが7や8だと64bitに対応してなかったのですが、公式サイトにて、正式にWindows7、8、8.1、10に対応されました。文字入れや加工に関しては他のソフトと併用できるので問題ありません。

グラデーションに関してはあったらいいかな?くらいです。シンプルなお絵かきソフトを探している方におすすめです。

⇒ペイントツールSAI公式サイト

現在、SAI2リリースに向け開発が進められています。体験版公式ページはこちら

※ペイントツールSAIは公式サイトのみ購入できます。(家電、ネットショップでは取り扱いしていません)

3Dモデルが重宝するCLIP STUDIO PRO

試用版があるので、購入する前に体験版を試してみることをおすすめします。

このペイントソフトはお絵かきに必要な機能が豊富についています。特に3Dモデル機能がついているのも利点です。モデルを見ながらラフスケッチできるのですごく便利です!

また、イラストだけではなく、漫画を描く機能もついているので、デジタル漫画制作もばっちりです。イラストで使える加工機能も豊富にあります。PROの方は価格も安価なので、有料お絵かきソフトを探している初心者さんにもおすすめです。

ただしソフトが高性能なためか、使用しているパソコンによってはカーソル遅延が出ることもあります。古いPCで使用すると動作が重く、カクカクしやすいです。

最低動作メモリーは、2GB以上とありますが、個人的に8GB以上を目安にしてみると快適かと思います。

他の難点としてはたくさん機能があるので、慣れるまで時間が掛かるかもしれません。逆に言えば、他のソフトが物足りない人や、多機能ソフトを使いたい方にお勧めです。

クリスタの購入方法は3種類

2017年時点の購入方法として、クリップスタジオPROは、パッケージ版かダウンロード版を購入する方法が用意されています。

またクリップスタジオEXはその他に、毎月500円を支払って利用するバリュー版があります。

パッケージ版には紙のマニュアルが付いていますが、ダウンロード版はパッケージ版より安いので、必要ないならダウンロード版の方がおすすめです。

※バリュー版以外のパッケージ版とダウンロード版は月額料金は掛かりません。

○ダウンロード版

・CLIP STUDIO PAINT PRO

○パッケージ版

・Amazon
・楽天市場

漫画を描く機能が満載!CLIP STUDIO PAINT EX

一枚絵のイラストだけではなく、漫画を描きたい人にも向いてる有料お絵かきソフトです。

さきほど紹介したCLIP STUDIO PROの上位版です。PROの全機能+デジタルで漫画を描く機能が豊富なので、このペイントソフト1本でデジタル制作が捗ります。

トーンや吹き出し機能はもちろん、ページ管理機能が付いてるので、どちらかといえば漫画をじっくり描きたい方に特化したソフトです。印刷してオリジナル漫画を作りたいときにもおすすめです!

特にバリュー版は、描くのに飽きてしまう人にも優しい購入方法です。月に500円で利用できて、使わなくなったら途中でやめられます。上位版は通常と比べ少し高い買い物になってしまうので、この辺は用途に合わせて選びたいですね!

○ダウンロード版

・CLIP STUDIO PAINT EX

○パッケージ版

・Amazon
・楽天市場

初心者よりも中級者や上級者におすすめなPhotoshop

このソフトは有名ですし、今更語ることもないのですがデジタルイラスト初心者にはおすすめできないです。中級者~上級者に向いている機能が多いからです。

それと、どちらかというとイラスト制作よりも加工がメインのソフトウェアだといえます。もちろん、Photoshopでデジタルイラストを制作している方はいますが、お絵かきメインなら上記のペイントツールSAIや、クリスタの方がいいでしょう。

ただPhotoshopは万能なソフトで、この1本で、なんでもできます。イラスト制作の他、写真加工、編集、特殊効果などを付けられます。

特に写真加工や画像編集する人は購入しても損のないソフトです。ですが、高価なソフトなので気軽にお絵かきをしてみよう!って人には向かないと思います。

少し扱いが難しいソフトなので、デジタル制作に慣れてない人は、まずフリーソフトで慣れてからの方がいいと思います。

追記:Photoshopは現在、月額使用料を払わないと使えなくなっています。その為、気軽にお絵かきしたい人の場合は、Photoshop以外のソフトの方がお勧めです。

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