お絵描き制作で便利な道具

アナログ作業ならペンと紙、デジタルであればペンタブとお絵かきソフトさえあれば、お絵かきできてしまいますが、作業するときにあったら便利なものが結構ありました。
主にデジタルイラスト作業時に役立ったものをまとめてみたのでよければご参考ください。

スタンドミラー(鏡)

 

お絵かきを始めたばかりの人なら、よく観察して描くことを重視していると思います。そんなときに役立つのがです。鏡を使うと部分的なパーツや、全体図をよく見る事ができるのでおすすめです。

プロのイラストレーターや漫画家さんの絵を参考にしている方は多いと思いますが、できれば実際の筋肉の動きや関節部分にも注目してみると上達は早いと思います。お絵描きをはじめたばかりなら、鏡はぜひ使ってみてください。自分の体を観察してみて苦手なパーツを描きやすくしてみましょう。

鏡は全身を確認できる〔スタンドミラー〕が向いています。

デッサン人形

お絵かきするならデッサン人形を1つ所持しているとイラストが描きやすくなるかもしれません。できれば、関節が動かないタイプよりも、最低限、膝、肘、手首などが動くタイプをおすすめします。従来の関節部分が動かないデッサン人形は安価ですが、あまり役立たないと感じました。

関節部分が動くタイプの方がお絵かきを始めたばかりの方でもポーズを考えるときにイメージしやすいです。

デッサン人形は種類が豊富にあるので、デッサン人形の選び方に詳しく書かせていただきました。よければ参考にしてみてください。

左手デバイス

デジタルイラスト制作で特に使うのが、ショートカットキーです。ほとんどのイラストレーターはノートパソコンよりもデスクトップパソコンを選択する傾向があるため、通常のキーボードだと横長で、ペンタブレットの位置的に邪魔になってしまう事があります。

左手デバイスはよく使うショートカットキーを短縮キーで登録できて、サイズも小さくて場所をとらないので、ショートカットを頻繁に使っているならおすすめします。

関連:左手デバイス

PCメガネ

スマホやモニターを見続けると、どうしても目が悪くなりがちです。その為、最近ではブルーライトをカットしてくれる〔パソコン用メガネ〕 も販売されています。

光から目を保護してくれる役割がありますので、目の負担を最小限にしてくれます。パソコンやスマホを見すぎて視力が低下している人にも向いています。このPCメガネの場合は、コンタクトレンズ使ったまま装着しても問題ないです。

ブックスタンド

イラストを描くと技法書などの本を参考にすることが多いと思います。ただ、デジタル作業でも、ペンタブ、キーボード、マウスなどで机周りは意外とごちゃごちゃしてしまいます。
そんなときに役立ったのがブックスタンドです。

好きな角度で、見開きのまま読むことができるので、モニターと並べながら絵を描くことができます。デジタルイラストでも、アナログでも使えるのは嬉しいですね。お絵かき作業以外でも、見開きにしたまま勉強したいときに向いています。

関連:ブックスタンドレビュー

スキャナー

アナログで描いているものをパソコン内部に取り込みたいならスキャナーが役立ちます。例えば、アナログで描いた絵をパソコンに取り込んでデジタルで色塗りしたい人にも向いています。
最近では複合機といわれるプリンターとスキャナー機能どちらも使えるものが販売されていて、一台分のスペースで使えるので場所をとりません。

関連:スキャナーの選び方

役立つ道具のまとめ

絵を描いていて便利だと思うものをまとめてみました。上記であげたものは「あると便利なもの」なので必須道具ではありません。はじめてデジタルイラストを始めるなら、必要最低限の道具で十分なので、必要だと感じたら買い揃える形でOKです!

ここでまとめたもの以外にもまだまだ役立つ道具はたくさんあると思います。実際に絵を描いている方に訊いてみるのも面白いかもしれませんね。