wacom Intuos Pen は初心者向き
wacom(ワコム)のペンタブレットのなかでも安価なペンタブシリーズです。デジタルイラスト制作でも使いやすい製品なので、お絵かき初心者におすすめなペンタブレットです。
今回の記事は、新モデルになったワコムのIntuosPen〔CTL-480/S0〕と〔CTH-480/S0〕をメインに書きたいと思います。
IntuosPenシリーズとは
wacomはBAMBOOシリーズを販売していましたが、これからは名称変更され、IntuosPenシリーズになりました。実際にBAMBOOと比較したところ使い心地は変わらず、ファンクションキーが使いやすくなったのと、ペンが持ちやすくなった印象です。
CTL-480/S0とCTH-480/S0の違いってなに?
IntuosPenシリーズでは名称が似た数種類が用意されています。製品によって当然価格は変わってきます。製品名が似ているので、間違いやすいですが、描きやすさや操作面ではどれも違いはありません。
一番の違いといえば、CTL-480/S0はSサイズでタッチパネルなし。CTH-480/S0はSサイズでタッチパネルあり。
※タッチパネルはON/OFF可能です。
上記に加えて、付属されているソフトも違います。例えば、CTH-480/S0には、Adobe Photoshop Elements11とArtRage 3.5 Studioが付いています。
Potoshop Elements11について
「Photoshop Elements 11」はちょっとした写真加工や、編集ができるソフトです。単体ごとに購入予定なら、CTH-480/s0を選んだ方がお得です。反対にタッチパネルやソフトを使わない、またはSサイズでいいなら安価なCTL-480/S0が良いと思います。
IntuosPen CTL-480/S0・CTH-480の仕様 |
●対応しているOSは、Windows 8/Windows 7(SP1以降)/Vista(SP2以降) ●ペンタブ本体にファンクションキーが四つ付いています。 ●替え芯付属(裏フタの中に入ってます) ●旧BAMBOOと描き味は大体同じ ●wacom intuos pen&Touch medium MサイズCTH-480/S0には |
使用するパソコンが新しいなら動作は問題ないと思います。
IntuosPenを使ってみた感想
セットアップは面倒な作業はなく、簡単に接続して使うことができます。
ケーブルの長さは大体1mくらいの長さです。私はパソコン本体とモニターが横並びなので困りませんでした。デザインは新モデルになり、黒とシルバーを基調としてるので、好みによると思うのですが、個人的にはかっこよくなったと感じました。シンプルながら良いデザインだと思います。
それと、IntuosPenは特にファンクションキーが使いやすくなりました。BAMBOOシリーズのファンクションは少し使いづらかったので、改良点かと思います。ペンタブのサイズに関してですが、コンパクトに収めたいならSサイズが良いとおもいます。デジタルだと、ペイントソフトの縮小や拡大ツールを使えるので、、線の長さも調整できます。その為、Sサイズでも困ることはないと思います。
ただ、お絵かきを始めたばかりだと、手首の振りというよりも腕の振りで描いてしまう人が多いので、絵描きさんによっては描くスペースに余裕があるMサイズの方が、丁度いいかもしれません。Sと比べるとMは一回り大きいので机の上に余裕があるなら良いと思います。
タッチパネル機能については、個人的にデジタルイラストにはあまり必要ないと感じました。ツールのショートカットを多用すれば、キーボード+ペンで描けるので、私はほとんど使わないです。通常はタッチパネル機能をOFFにしてイラストを描いてます。
CTH-680/S0で引いた線です。ワコムのペンタブレットであれば、どの製品でも綺麗に線を引けると思います。BAMBOOと比べても、操作のしやすさは変わらず線を引くことができます。特別、IntuosPenが描きにくいと感じなかったので、今までペンタブを使っていた人や、これからデジタルイラストを始める人にも問題なく使えると思います。
最新のワコムペンタブレット
2017年の新しいペンタブレットとしては、「Intuos Draw」「Intuos Comic」などが販売されています。下位モデルとしては、全部で4種類販売されているので、付属ソフトやサイズを確認して選んでみてください。価格的には、前モデルIntuosPenからほとんど変わってないです。
ちなみにIntuos Drawはスタンダードなモデルなので、ワコムの中では最も安いです。安価なワコムペンタブレットを探している方は、そちらを参考にしてみてくださいね。
詳しくは「2017年おすすめのワコムペンタブレット」をご参考ください。