ワコムの製品モデルの比較
wacomのペンタブレットはとても使いやすく多くのユーザーが使用してますが、製品名称が結構な頻度で変更されるので、わかりづらいと感じる人も多いと思います。今回はwacomのわかりにくいペンタブの違いを解説してみたいと思います。
IntuosとBAMBOOの違いがよくわからない
まず、Bamboo(バンブー)シリーズとは、ワコムから販売されているペンタブレットで、主な製品に、Bamboo Fun、Bamboo Art Masterなどがあります。
Intuosシリーズとは、ワコムから販売されていたBambooシリーズを名称変更+モデルチェンジした製品になります。その為、今からワコムのペンタブレットを選ぶなら、Intuosシリーズをお勧めします。ワコムには他にも、上位版のIntuosProシリーズもあります。
当時、私が購入したのはBamboo FunのSサイズでしたが、シンプルな形で、お絵かき初心者にも、使いやすい製品です。製品としては何年も経ってしまい、古いペンタブになってしまいましたが、今でも起動することができるので、電子製品としては耐久性にも優れていました。以前には、付属ソフトとして無料で使えるpixiaなどが付いていたと思います。
ワコムペンタブレットのモデルチェンジ
2017年現在は、さらにモデルチェンジされ、パッケージ内容も様々なイラスト制作ユーザーに合わせたモデルを販売しています。ペンタブレットの製品によっての違いは「2017年おすすめのワコムペンタブレット」を参考にしてみてください。
最新のペンタブレットモデルよりも、Bambooや過去のモデルの方が付属ソフトがよかったり、製品としての使いやすさが上なこともあるので、その辺は好みで選んでみてくださいね。
※公式サイト情報として、Bambooは「Bamboo Stylus」シリーズ、「Bamboopad」シリーズとして展開しています。
ペンタブレット性能としての違いは?
同じSサイズのペンタブレットなら、性能の違いはほとんどありません。Bambooでもintuosでもデジタルイラストを楽しむことができます。ただし、ファンクションキーなどのボタン配置や、コードの位置が、製品によって異なるので、ユーザーにとっての利便性は製品ごとに違います。
性能が良いペンタブレット製品としては、上位版のIntuosProシリーズがあります。こちらのペンタブは下位モデルと比べると、ファンクションキーが多かったり、カスタムペン(芯を複数使える)を使えます。他にも筆圧レベルが倍以上違うので、ペンによる線の強弱をつけやすくなります。
ワコムから販売されている前モデルペンタブレット
BAMBOOのペンタブレット
〔Wacom ペンタブレット CTH-470/K2〕
今でも多くの人が愛用してるペンタブレットです。私も初めてデジタルイラストを始めたときはこのシリーズから始めました!安価なので初心者でも気軽に始められるのは嬉しいです。ただ上記で描かせてもらった通り、これからIntuosシリーズに名称統一され販売されます。
ペンタブレットを今から選ぶ人はIntuosシリーズがいいでしょう。CTL480だと、以前販売されていたBAMBOOより、安くなっている事と、無料で手に入るお絵かきソフトも今では良質なものが揃っているので、イラストを描きたいだけならBAMBOOじゃなくても良いと思います。
※BAMBOOに付いていたペイントソフトのPixiaは公式サイトから無料ダウンロード可能です。
IntuosPen Sサイズ CTL-480/S0
〔wacom Intuos Pen CTL-480/S0〕
特徴はIntuosPenのなかでも価格が一番安い事。
付属しているソフト
・水彩LITE
・ふぉと7
サイズはSサイズのみしか選択できませんが、wacomのペンタブレットで価格の安いものを探しているなら良いと思います。初心者がデジタルイラストに入門するには丁度いいですね!凄くシンプルなデザインで使いやすいですし、ファンクションキーも操作しやすくなりました。
Intuos Pen&Touch CTH-480/S0
〔wacom Intuos Pen & Touch CTH-480/S0〕
CTL-480との違いはタッチパネルがあることです。
付属しているソフトは
・Adobi Photoshop Elements11
・水彩LITE
・ふぉと7
・ArtRage3.5Studio(ダウンロード)
Mサイズの〔CTH-680/S0〕もあります。MサイズはSサイズよりもひとまわり大きいです。Elements11に魅力を感じるなら選択肢に入ると思います。
※Elements11単体で購入するよりもお得です。
Intuos Pen &Touch Comic CTH-480/S1
〔wacom Intuos Pen & Touch Comic small Sサイズ CTH-480/S1〕
CTH-480/s0と同じくタッチパネルでの操作もできます。こちらもMサイズを選択できます。〔CTH-680/S1〕
付属してるソフト
・CLIP STUDIO PAINT PRO(ダウンロード版)
・Pixia(フルセット版)
・水彩LITE
・ふぉと7
CLIP STUDIOが付いてくることが一番の違いです。お絵かき機能が充実しているので、これからデジタルを始めようと思う人には良いと思います。
480シリーズ以降のペンタブレットモデル
上記で販売されていたワコムのペンタブレット製品は、2017年の今となっては古いモデルになっています。その為、生産終了した製品が多く、ほとんどのショップでは中古でしか取り扱ってないと思います。今からデジタルイラストを始める方は「Intuos Draw」や「Intuos Comic」などのワコム最新ペンタブレットから選んでみてくださいね。
こちらに「2018年おすすめのペンタブレット」をまとめましたのでよければご参考ください!
・Intuos Draw(ArtRage Liteが付属)
・Intuos Comic(CLIP STUDIO PAINT PROのライセンスが付属)
・Intuos ART(Painter Essential 5が付属)