wacomIntuosProは初心者から上級者まで使える!
今回ははじめてペンタブレットを選ぶときに迷ってしまうPenとProの違いについて書きました。よければ参考にしてください。
IntuosPenとIntuosProの違い
特に気になった点をあげてみました!
名称とサイズの違い
PenとProの名称の違いです。サイズによって名称が違うので購入するときに気をつけたいですね!IntuosPenではSとMサイズのみ選ぶ事ができましたが、IntuosProではLサイズも選ぶ事ができます。
※IntuosPenのMよりもIntuosPronMの方が同じMサイズでも大きいです。PTH-851/k0(Lサイズ)はさらに大きいので慎重に選びましょう。
ワイヤレスキット
すべてのIntuosProモデルにはワイヤレスキットが標準装備されています。IntuosPenでは別に購入する必要があります。個人的にワイヤレスキットに思うところは、最初から付属しているはいいところだと思うのですが、充電時間が若干長いです。その為、使用していられる時間も短いということです。長時間イラスト作業をする人にとっては不便だと思います。
筆圧レベルが2倍
IntuosPenの筆圧レベルが最高1024レベルに対し、
IntuosProの筆圧レベルは最高2048レベルです。
※筆圧レベルについて簡単に説明しますと、レベルが大きいほど、線の強弱をつけやすくなり、ペンの反応速度もあがります。つまり、遅延が起こりづらくなりスムーズに線を引きやすくなります。デジタルでも、アナログに近い線を再現する事ができます。
IntuosPenとIntuosProのメリット
では次に二つのペンタブのメリットをあげてみます。
intuos Penのメリット
まずなんといっても価格が安いから手を出しやすいです。intuos proの同サイズで比べてみてもその安さがわかります。これから気軽にお絵かきをしてみようかな~と思う人にはPenをおすすめします。安いからといっても性能が悪いわけではありませんので、これからデジ絵を趣味で始めたいと思っている人にも向いています。
intuos Proのメリット
Proシリーズで気になるところといえば、ペンで描く表面の部分にシートがはってあります。IntuosPenはツルツルな表面でしたが、IntuosProの表面はザラザラしています。簡単に説明しますと、このシートのおかげで、紙に描く様な描き味が再現されています。個人的には最もこの部分に魅力を感じましたし、快適に絵を描くことができるようになりました。
描くスペースに関しましては四方のマークがある部分になります。筆圧最高レベルに関してはIntuosPenの二倍ほどですが、どちらも使った感想としては、体感でもすぐにわかるくらい違います。実質二倍になったかは体感しづらいかもしれませんが、反応速度に関してはPenよりも上だと実感しました。アナログの紙に描くのと大差ない描き心地です。
ちなみにSサイズで比較すると、IntuosPenがファンクションキー4に対してIntuosProはファンクションキーが6になってます。
IntuosProのちょっと気になる点
Intuos4、5などを使っていた人は、性能に変化を感じられないかもしれません。個人的な使用感は似てる感じます。もう一点気になるのが、表面に付いてるシート(オーバーレイシート)の交換です。Proの性能には欠かせないシートなのですが、使っているうちに表面シートのザラザラがツルツルになってしまいます。
その場合ワコムへ送付して新しいシートに交換という形になります。(料金ももちろん掛かります)ただ、すぐにシート交換が必要になるというわけではないので、使用している人の描く強さなどによりますが、数年は持つんじゃないかと思います。
どちらを選んでいいのかわからない場合
最後にIntuosPenとIntuosPro、どちらにしていいか迷ってる人も多いと思います。個人的な意見ですが本格的にデジタルイラストを始めるなら、Proを最初から選んでみても良いと思います。
性能が良い板ペンタブレットが欲しいと考えているなら、いずれはIntuosProに行き着くと思いますし、最初からproを選んで置けば買い替えする必要はないからです。それでも、予算の都合もありますし、せっかく購入しても使わなくなるかもしれない、と思ってる人もいますよね。
その場合、けしてProを選ばなくてもいいと思います。製品性能の差は確かにありますが、IntuosPenも十分描き心地は悪くないです。気軽にお絵かきチャットやお絵かきを始めたいなら、IntuosPenシリーズで良いと思います。さらに安価なペンタブレットを求めているなら、ワコム以外の他のメーカーを選んでみてもいいかもしれません。