イラストを描いてると手首が痛くなる

イラストや漫画は長時間パソコンに向かうことが多いので、手首や指に大きく負担が掛かります。悪化すると、腱鞘炎になる可能性もあります。パソコンを長時間している人は、日常生活に十分気をつけましょう!

腱鞘炎になりやすい人の特徴

まず、腱鞘炎になりやすい人の特徴としては、手首や指を多く使う人です。

手首や指を傷めやすい行動

・マウスやキーボードを多く使う
・絵を長時間描く
・ペンで字をたくさん描く
・ギターやピアノなどの楽器をしている
・重いものを持つ事が多い
・テニスなどのスポーツをしている

イラスト作業の場合は、キーボード操作や、ペンを何度も動かすので手首にとても負担がかかります。職業的に多くの漫画家やイラストレーターが腱鞘炎に悩まされています。

私の場合も大体、毎日3時間以上パソコンに向かう事が多いので、平均的には多くの時間手首や指を使っている事になります。その為、以前手首を傷めてしまい、今は長時間作業をしないようにしています。日常生活で机に向かう時間が多いなら気をつけましょう。

腱鞘炎は手首だけじゃなく肘に症状がでることも

腱鞘炎と聞くと、手首を思い浮かべてしまいますが、実は肘にも症状が出る事があります。
よくピアノをやっている人が肘を痛めたりする話は聞いた事があるかもしれません。

肘はマウス操作やキーボード操作で手を固定しがちな方も痛みが出やすいので気をつけた方がいいと思います。

腱鞘炎の予防策

腱鞘炎を予防する方法としては、手首を使いすぎない事に尽きます。その為、イラストやパソコン作業を長時間しているなら、休憩をはさんだりすることが重要です。

日常的なパソコン作業時も手首の負担を最小限にしてあげることが大切ですね。

長時間机に向かう場合に気をつけたいこと

作業に夢中になりすぎてしまってる人は休憩時間をとるように心がけましょう。数時間休憩なしで描くのは手首を傷める原因になります。特に力を入れて描いている人は気をつけたいですね。私は痛みを感じ始めてから1時間に1回休憩をはさんでます。集中しすぎてしまうときはタイマーなどで時間を計るのもいいと思います。

机や椅子の高さにも気をつけよう!

長時間机に向かっている人に特に気をつけてほしいのが机と椅子の高さです。特にデジタル作業をしていると肘や手首を固定しているので疲れや痛みが蓄積されやすいと思います。

椅子や机を変更して痛みが和らぐ場合も多々あります。一日3、4時間以上作業する方は、机と椅子も調節できるものにすることをお勧めします。

休憩中にストレッチしてみよう!

適度に体を動かそう!

腱鞘炎の他に、痛みが出やすくなる原因としては、同じ体勢になったり固定している場合です。
痛みが出始める前に、ストレッチして体をほぐすのも大切だと思います。

どの方法が効くのかは人によって様々ですが、私の場合は肩をゆっくり上にあげたり、下にあげたりして動かしたりしています。手首をまわしたりするのも血の巡りをよくなるのでおすすめです。腱鞘炎は一度なってしまうと治りが遅いです。事前に予防しましょう!

痛くなったときの対策

もし作業していて痛くなったときには、作業を一旦ストップして手首や指を動かさない事が重要です。
それと、痛みがある部分を冷やしてあげるのが一般的な対策方法かと思います

サポーター種類

ペンを強めに握ってる人は特に気を付けましょう。力が入りすぎてると指や手首が痛くなりやすいので、痛みを和らげたい方や、予防したい人には手首サポーターを使ってみるのもいいかもしれません。

手先が出ているのでイラストや作業をする人にも良いと思います。欠点としては夏場など暑いときには蒸れやすいので使いにくいと思います。その為、ハンドレストと併用するのが一番いいと思います。

ハンドレスト種類

手首を傷めたら、休ませるのは大切だと思うのですが、どうにかして軽減させたいですよね。

ハンドレストやリストレストは手首に固定してクッション代わりに使えるものです。日常生活でパソコンを長時間する方にも向いています。すごく柔らかいので、硬い机に固定するより手首に負担がかかりません。イラスト作業時のペンを握る手ではなく、キーボード側で使うと大分楽になると思います。

休憩したりストレッチでも軽減はできましたが、集中してるとつい、手首の固定時間も長くなってしまいます。何か改善できるものがないかなと探していました。ちなみに使っているのは〔エレコムのMOH-014GY〕です。

以前は、数時間作業してると少し痛みを感じていたのですが、ハンドレストを使い始めたら和らぎました。サポーターと併用すると、より効果も実感できます。普段の生活でのパソコン作業にも使えるので、いつも愛用しています。