漫画のふきだしとは

漫画で使われている台詞を囲っている枠のことです。
ふきだしはキャラクターの台詞や、心の中を表現したり、
ナレーション等に使われます。

今回はメディバンペイントProのふきだしについて解説します!

定規機能の使い方

ペンツールを選択したら、キャンバスの上にある定規アイコンから、
曲線」を選択します。

曲線を選ぶと、画像のようなカーソルになります。

キャンバス上で、「Ctrl+ドラッグ」すると円形を作れます。

ふきだしの形ができたら、マウスを離します。

ふきだしを作り直したいときには、定規の右端にあるアイコンを押します。

※通常の解除は「Esc」キーでできます。

ふきだし幅の調整

右下の○を動かす事で、上下の比率を変えずに
大きさを変更することができます。

右部分を動かすと横幅を調整することができます。

下の部分を調整すると縦幅を調整できます。

※左上のアイコンで曲線スナップの回転や、
上下、左右反転をすることができます。

ふきだしを描いてみよう!

ふきだしの調整が終わったら、実際に描いてみましょう。

ペン(マウス)で上をなぞると、枠に沿って線を引けます。

線を一周させると、このように綺麗なふきだしを作ることができます。
線の太さはペンの設定で調整してみましょう。

定規の「オフ」を押すと、解除できます。

ふきだしが完成しました!
あとはふきだしに合わせてテキスト入力してみましょう。

ギザギザふきだしの作り方

勢いがある台詞や、大声、叫びなどはこのようなふきだしを使います。
では、さっそくギザギザのふきだしを作ってみましょう。

うまく描くコツとしては、作りたいギザギザのふきだしより、
一回り小さい丸いふきだしを用意します。
丸を描けたら、画像のように円に沿ってギザギザを描きましょう。

丸はイラストや漫画でいうアタリの部分になるので、
レイヤーをそれぞれ分けておきましょう。

このようなふきだしの場合には、
手振れ補正をあげておくと綺麗に仕上がります。
左が補正0で、右が補正19で描きました。

ふきだしの場合は、補正を強めにして描く事をおすすめします!

デジタルだと手振れ補正によって描き心地が変わって来ます。
色々数値をいじってみて、自分に合った補正を見つけてみてください!

四角いふきだしの作り方

漫画のナレーション等で使われる四角いふきだしです。
このふきだしもスナップを使って簡単に描くことができます。

定規から「十字」を選択します。
こちらは手振れ補正は関係ないので、好きな数値でOKです。

作りたい大きさに合わせて、線を引きましょう。
線はわざとはみだして引いて、後で余分な線を消しゴムで消します。

クラウドでふきだし素材を使おう!

メディバンペイントでは、自分でふきだしを作る他に、
ふきだし素材がいくつか用意されています。

まずは「素材パネルを表示する」を選択します。

素材ウィンドウが開くので、「クラウドから素材をダウンロード」を選びます。

次にアイテムタブを押します。

アイテムを選択すると、ふきだしをダウンロードすることができます。

使いたい素材を選んだら、
キャンバスに貼り付けするか、リストに保存するか選択できます。

ふきだしの応用

基本的な丸いふきだしをくっつけると、
このようなふきだしを作ることもできます。
一人のキャラクターが続けて台詞を言ってるときに使えます。

作り方は大きさの違う丸いふきだしを二つ重ねて、
線が重なってる部分を消しゴムで消しています。

こちらも同じように丸いふきだしを重ねて使っています。

大きさの違う丸枠を重ねて台詞を入れてみました。
このように台詞をかぶせたふきだしにすることができます。

実際にふきだしを使うと、このように表現することができます。
キャラクターの感情に合わせてふきだしを使い分けると、
より読者に伝わりやすい漫画になるので、色々工夫してみましょう。